コンパクトで愛らしい【ミディ胡蝶蘭】の人気の秘密を徹底解明！
カテゴリー：ミディ胡蝶蘭
胡蝶蘭の種類のひとつである、【ミディ胡蝶蘭】をご存知ですか？
ミディ胡蝶蘭とは、花びらの大きさが5-6cmくらいのお茶の間サイズの胡蝶蘭です。
気品と愛らしさを兼ね備えていることから、自宅での栽培用にはもちろん、お祝いやプレゼントなどにもよく購入されている近年人気の胡蝶蘭です。
今回はミディ胡蝶蘭の特徴と、その魅力についてご説明します。
目次
ミディ胡蝶蘭の魅力
ミディ胡蝶蘭の人気の理由を3つにまとめました。1つずつチェックしてみましょう！
【魅力1】自宅での観賞用やお祝いのプレゼントにピッタリ
ミディ胡蝶蘭は、花びらの大きさが4-6cm、横幅20-30cm程度、高さが40cm程度と、どこにでも置きやすいサイズのため、自宅での鑑賞用として人気があります。
また、胡蝶蘭を置くスペースに制限がある相手に対するお祝いの贈り物としても、場所をとらないミディ胡蝶蘭は重宝されています。
【魅力2】リーズナブルな価格
ミディ胡蝶蘭の相場は、5,000円-10,000円（3本立て）程度です。
大輪の胡蝶蘭の3本立ての相場は、15,000-30,000円程度ですので、比較すると購入しやすいリーズナブルな価格帯だということが分かりますね。
【魅力3】花持ちがよく長い期間鑑賞できる
ミディ胡蝶蘭で人気の品種の「アマリビス」、「ヴィオラセア」、「シレリアナ」などは原種、または、原種に近い胡蝶蘭です。
原種の胡蝶蘭は厳しい自然環境の中で生き残った品種のため、何世代にもわたって品種改良を繰り返された大輪の胡蝶蘭と比較して、花持ちがよいのが特徴です。
このため、栽培から鑑賞まで長い期間楽しむことができます。
ミディ胡蝶蘭の人気の種類（キティフェイス アマリビスなど）
人気のミディ胡蝶蘭の予算は、胡蝶蘭の本数や花の数（輪数）によって違います。どんなミディ胡蝶蘭に人気があるか、見てみましょう。
ミディ胡蝶蘭（アマリビス）
| 特徴 | 原種同士のかけ合わせ品種のため花持ちが良い。 大輪の白胡蝶蘭を小さくした印象で、上品で気品があり、お祝い・個人への贈り物として人気が高い。 |
| 花びら | 4-6㎝ |
ミディ胡蝶蘭（ヴィオラセア）
| 特徴 | 原種の胡蝶蘭 品種として強く、育てやすいため栽培用として人気が高い。 |
| 花びら | 5㎝ |
ミディ胡蝶蘭（シレリアナ）
| 特徴 | 原種の胡蝶蘭 品種として強く、育てやすいため栽培用として人気が高い。 |
| 花びら | 4㎝ |
ミディ胡蝶蘭（フォーチュンザルツマン）
| 特徴 | ミディ胡蝶蘭の中でも、花が大きく花弁が厚く花持ちが良い品種です。 色は少し緑がかった黄色で、バランスよくきれいに咲きます。 |
| 花びら | 8-9㎝ |
ミディ胡蝶蘭のケアの仕方
ミディ胡蝶蘭は、通常3ヶ月から6ヶ月以上も持つと言われています。
ですが、気温などのケアを間違うと、1ヶ月と持たない場合もあります。
花持ちをよくするコツ
ではどのようにケアすれば、胡蝶蘭の花持ちが良くなるのでしょうか？
ここからは、ミディ胡蝶蘭の花持ちを良くする方法について、ご説明します。
◆到着したらラッピングなどの包装をすぐにはがす
お祝いの場合には、ラッピングで美しく飾られていることが多いのですが、ラッピングをしていると蒸れてしまいます。蒸れると花持ちが悪くなるので、胡蝶蘭が到着したらラッっピングなどはすぐにはがしましょう。
◆乾燥していたら水やりを
水やりは、乾燥していると感じたら、根元に水を与えます。常に湿っている状態では、根腐れの原因になるため気をつけましょう。
目安は、冬場は2週間前後に1度くらい、夏場は1週間に1度くらいです。
◆15-28度の場所に置いて
胡蝶蘭は、元々東南アジアの品種が多いため、15-28度が理想と言われています。15度を下回る場所や28度を超える場所に置くことは、避けましょう。
◆2度咲きさせる場合は肥料を忘れずに
肥料は、二度咲きさせる場合にのみ必要です。（購入した年は、農園で肥料を与えているので不要です。）
花が終わったら、春から夏にかけて、市販の液体肥料を与えて下さい。
◆剪定と植替えで2度咲きに備えましょう
2度咲きをさせたい場合は、花が咲き終わったら、花が咲いていた部分を含めて、株元から見て2節以上残して斜めに茎を切りましょう。その後、鉢の大きさに応じて植替えをしてください。
ミディ胡蝶蘭を育てるなら知りたい植え替え方法
ミディ胡蝶蘭は花が咲き終わった後に、植え替えることで寿命を伸ばしやすくなります。
ミディ胡蝶蘭を植え替える際のポイントを確認しましょう。
植え替えの時期は4月が最適
ミディ胡蝶蘭を植え替える時期は、成長が活発になる前の4月が最適です。
遅くとも6月までに植え替えるとよいでしょう。
ミディ胡蝶蘭が病気にかかって植え替える必要が出た場合を除き、夏から冬の植え替えは避けたほうが安心です。
夏のミディ胡蝶蘭が大きく育つ時期や冬の寒い時期に植え替えを行うと、ミディ胡蝶蘭の負担となり花が咲きにくくなります。
花が終われば2節～3節を残して切る
ミディ胡蝶蘭の花が咲き終わったら、茎を根元から2～3節を残して切りましょう。
節を切った部分から花芽が出て、次に咲く花の準備が始まります。
ミディ胡蝶蘭を切る際に使用するはさみは、熱湯などで消毒することが大切です。
はさみに雑菌がついていると、ミディ胡蝶蘭が病気にかかる原因となります。
はさみ以外にも、ミディ胡蝶蘭に触れる手や鉢なども清潔にしておきましょう。
寄せ植えは1株づつ植え替えする
寄せ植えとは、1つの鉢の中に複数の植物を育てることです。
花を鑑賞して楽しむだけなら、寄せ植えでも問題ありません。
しかし植物が成長するためには、寄せ植えままだと窮屈なのです。
ミディ胡蝶蘭を窮屈な状態で育ててしまうと水はけが悪くなり、根腐れの原因となります。
寄せ植えされているミディ胡蝶蘭を1株ずつ植え替えて育てましょう。
鉢は素焼きのものにする
鉢にはプラスチック製やビニール製など、いろいろな種類があります。
ミディ胡蝶蘭には素焼きの鉢がおすすめです。
素焼きの鉢には、目に見ないほどの小さな穴が開いており、通気性や吸水性、吸湿性が高くなります。
湿気を嫌うミディ胡蝶蘭にとって、素焼きの鉢は最適といえるのです。
気温が２０度くらいの場所に置く
ミディ胡蝶蘭を育てるためには花芽が重要です。
花芽とは次の花になる芽を指します。
花芽を育てるために、気温が20度ぐらいの風通しのよい場所にミディ胡蝶蘭を置きましょう。
ミディ胡蝶蘭は直射日光が苦手なため、カーテンなどで遮った日光を当てます。
ミディ胡蝶蘭は湿気の多いところや、低温が続く場所だと成長しにくいので注意が必要です。
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自宅の栽培用にでもお祝い用にでも、どちらにも喜ばれるミディ胡蝶蘭。
ミディ胡蝶蘭の種類やケアの仕方を参考に、ミディ胡蝶蘭を楽しんでくださいね。
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