胡蝶蘭が他の花と比べて高級な理由|《価格別》おすすめ胡蝶蘭6選
カテゴリー:おすすめの胡蝶蘭、最高級の胡蝶蘭、理由、胡蝶蘭、高級日本において胡蝶蘭は、主に贈答用として使われています。
一鉢あたりの価格は安くても数千円以上になるため、「花にしては高額」「高級品」というイメージを持つ人も多いでしょう。
今回は、贈答用胡蝶蘭を通販サイトで販売する「アロンアロン」が、胡蝶蘭の価格を解説。
平均的な価格や最高級品の価格、他の花に比べ高額になる理由、価格帯ごとのおすすめの胡蝶蘭まで紹介していきます。
目次
胡蝶蘭が高級である3つの理由
他の花に比べ、胡蝶蘭の価格が高い理由としては以下3つが挙げられます。
育てるのに4年以上かかるから
「無胚乳種子」に分類される胡蝶蘭の種は、自力で発芽することができません。
このため、胡蝶蘭を増やすには以下いずれかの方法をとることになります。
《1》無菌状態のフラスコの中で2年かけて発芽させ、苗をさらに2年育てる
《2》使用権を購入し、優良品種を増殖させたクローンの苗を2年かけて育てる
種子から発芽して苗になるまでに2年、苗から開花し出荷できるようになるまでに2年。
他の花に比べ生育に圧倒的な時間がかかるため、胡蝶蘭はどうしても高額になるのです。
栽培に手間がかかるから
苗の胡蝶蘭は、出荷までのおよそ2年間に以下の行程を経て、あの美しい姿になります。
《1》1本ずつ1つの鉢に入れられ、ある程度大きくなるまで育てられる
《2》成長する間、理想的な色・かたち・大きさの花を咲かせるよう職人が手入れする
《3》花が咲いたとき美しく枝垂れた見た目になるよう、少しずつ花茎を曲げていく
《4》大きな鉢に3本立、5本立などと寄せ植えにして、開花のための低温処理をする
胡蝶蘭は、熟練の職人が毎日手をかけて初めて開花に至ります。しかも環境の変化や振動に弱いため、人件費の安い海外で栽培し輸入することもできません。
適温を維持する必要があるから
赤道付近の熱帯地方を原産とする胡蝶蘭にとって、日本の夏と冬は非常に過酷です。
外気温のままではすぐに枯れてしまうため、胡蝶蘭を栽培するには1年中ハウスに入れ、徹底的に温度管理をしなければなりません。
このための光熱費だけで数百万円の費用がかかり、さらに水道代、肥料代なども加算されます。胡蝶蘭が高額なのは、栽培に高額な費用がかかっているのも一因でしょう。
平均的な胡蝶蘭の値段
贈答用として多用される平均的な胡蝶蘭の価格は、1~5万円と言われています。
それぞれの価格帯で購入できる胡蝶蘭の用途や、見た目の違いを理解していきましょう。
1万〜3万円の胡蝶蘭が選ばれることが多い
1~3万円の価格帯であれば、30~40の大輪の花をつける3本立胡蝶蘭が購入できます。
主に個人間、または付き合いのある法人へお祝い・お悔みの気持ちを伝えるために贈られる価格帯で、贈答用胡蝶蘭の平均価格と言えるでしょう。
1つの鉢植えに3本の花茎が寄せ植えになっているタイプで、価格は花茎につく花の数により以下のように変わってきます。
【花の数別、3本立胡蝶蘭の価格目安】
1本10輪×3本 | 30輪…20,000~25,000円 |
1本12輪×3本 | 36輪…25,000~30,000円 |
1本14輪×3本 | 42輪…30,000~35,000円 |
具体的な用途例としては御供、受賞祝い、長寿祝い、誕生日祝いなどが挙げられます。
重要な相手には3万〜5万円の胡蝶蘭を贈ることもある
3~5万円の価格帯では、より本数の多い5本立ないし7本立の胡蝶蘭を購入できます。
この価格帯になると個人間で贈られることはほとんどなく、企業や団体など、法人間で移転や開業、創業、周年、上場祝などの贈答品として使われるケースが多いようです。
花の数は5本立で55輪、7本立では77輪前後が目安で、重要な取引先相手、または規模の大きな法人間になるほど本数が多く、高額な胡蝶蘭をやり取りする傾向があります。
5本、7本の胡蝶蘭を寄せ植えするとなると鉢も相当に大きくなるため、価格は5本立で35,000~50,000円、7本立では50,000円以上になるのが一般的です。
最高級の胡蝶蘭の値段
一般的には1万円以上、高くとも5万円前後のものが選ばれる贈答用胡蝶蘭ですが、最高級品ともなると購入にいくら必要なのでしょうか。
最高級だと10万円以上、中には20万円以上のものも
胡蝶蘭の中には、一鉢あたり10~20万円以上もする高級なものもあります。
最高級品になると花の数や本数が多かったり、鉢に高級な焼き物を用いているなど、一般的な胡蝶蘭とは異なる高級感、特別感ある見た目が特徴です。
あt 10~20万円の最高級品の胡蝶蘭は、以下のような特別なお祝いシーンで主に用いられます。
・重要な取引先、またはその社長・会長など役職者の慶事を盛大に祝いたい
・重要な取引先へのお祝いとして、他社と差別化するかたちで胡蝶蘭を贈りたい など
胡蝶蘭が高額になる条件
花茎の本数
寄せ植えにした胡蝶蘭の本数が多いほど、原価が上がり販売価格も高額になります。本数が多ければ多いほど、豪華で、上品な印象を与えられるため、高級な胡蝶蘭では10本を寄せ植えにした10本立胡蝶蘭もあります。
花の輪数
前項で先述したように、花茎につく花の数が多いほど胡蝶蘭の価値は上がります。だいたい1輪あたり700~800円が相場と言われていて、この1輪あたりの単価に実際につく花の輪数をかけた金額が胡蝶蘭の値段にも反映されるのです。
グレード
1本の花茎につく花の輪数は、胡蝶蘭の品種や品質、グレードにより大きく異なってきます。例えば花付きの良い品種や、蘭農家が自社で開発・栽培した蘭の品質を競うコンクールで賞を取った胡蝶蘭は高値で取引されます。
このため、寄せ植えにしている胡蝶蘭の品種や品質、グレードによっては同じ3本立なのに一般的な5本立相当の価格になる、ということもあり得るわけです。
《価格別》おすすめの胡蝶蘭6選
ここからは、平均的な予算内で購入できる胡蝶蘭の具体例を見ていきましょう。
以下に、私たち「アロンアロン」が取り扱う胡蝶蘭から平均的な価格の1~5万円のものをそれぞれの特徴、おすすめの贈答シーンと一緒に紹介していきます。
10000〜29999円
胡蝶蘭(スタンダードタイプ)3本立ホワイト
価格 | 税込み22,000円 |
特徴 | ・3本立、30輪以上の花付きのある大輪の胡蝶蘭 ・平均的な価格で、一般家庭にも設置しやすいやや小ぶりな鉢サイズ ・色は白の他、ピンク、中心部分のみ赤い赤リップの3色展開 |
おすすめ贈答シーン | ・誕生日や記念日など個人間のお祝い ・お付き合いのあるお店・法人への開業・周年祝い など |
ミディ化粧蘭3本立
価格 | 税込み16,500円 |
特徴 | ・3本立、白い花びらに専用のパウダーで装飾を施した一品 ・中輪とも呼ばれるミディサイズ、花の大きさは3~6cm、鉢全体は幅30㎝×高さ40㎝が目安 ・10,000円台で購入できて、一般家庭の室内や机上にも飾りやすい ・花びらへの装飾デザインは定型から柄と文字を指定し、入れてもらえる |
おすすめ贈答シーン | ・気心が知れた相手への個人間のお祝い、お付き合いのある法人への開業・周年祝い ・平均的な予算内で、他の贈り物との差別化をはかりたいときに |
30000〜49999円
胡蝶蘭(スタンダードタイプ)5本立 ホワイト
価格 | 税込み38,500円 |
特徴 | ・5本立、50輪以上の花付きのある大輪胡蝶蘭、色は白のみ ・30,000円台ながらボリュームが高く、個人にも法人にも贈りやすい ・価格設定や種類選びに迷ったとき、まず選んでほしい定番品 |
おすすめ贈答シーン | ・お付き合いのあるお店や法人への開業・開店・周年祝い、昇進祝いなど |
胡蝶蘭(ハイグレードタイプ)3本立 ホワイト
価格 | 税込み33,000円 |
特徴 | ・スタンダードタイプに比べ、花付きもボリュームも大きな3本立 ・30,000円台ながら豪華で上品な見た目で、個人にも法人にも贈りやすい ・色は白のみ、どこに贈っても好き嫌いのない間違いない一品 |
おすすめ贈答シーン | ・お付き合いのあるお店や法人への開業・開店・周年祝い、移転祝い、竣工祝いなど |
50000円以上
胡蝶蘭(ハイグレードタイプ)5本立 ホワイト
価格 | 税込み55,000円 |
特徴 | ・5本立、50輪以上の花付きのあるアロンアロンの最高級胡蝶蘭 ・色は白のみ、豪華で上品な印象なのでどんなオフィス、店舗にも飾りやすい ・同じ5本立でも、スタンダードに比べ全体的に大ぶり |
おすすめ贈答シーン | ・周年祝い、成就王祝い、社長をはじめ役員への就任祝いなど、大切な取引先への特別な贈答品として |
化粧蘭5本立
価格 | 税込み66,000円 |
特徴 | ・大輪サイズの胡蝶蘭の花びらに、装飾を施した5本立胡蝶蘭 ・花びらへの装飾デザインは定型から柄と文字を指定し、入れてもらえる ・一般的な胡蝶蘭にはない見た目、華やかさで目を惹く |
おすすめ贈答シーン | ・美容院や飲食店など華やかさを好む取引先、パーティー会場への贈答品に |
まとめ
高級品になると10~20万円にもなる胡蝶蘭ですが、一般的な贈答用胡蝶蘭の価格は1~5万円です。
あなたの用途に適した価格の胡蝶蘭を選び、贈ってくださいね。
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