日本財団「はたらくNIPPON!計画」協働プロジェクト
就労継続支援B型事業所で工賃10万円を! 障害者の胡蝶蘭栽培
NPO法人AlonAlonは、障害者就労支援のモデル構築を行う日本財団「はたらくNIPPON!計画」と協働して、胡蝶蘭栽培を主な事業とした就労継続支援B型事業所を千葉県富津市に設立いたします。
本事業は知的障害者の自立に向けた所得向上を目的とし、施設利用者一人当たりの月額工賃は10万円を見込んでおります(※参考 厚生労働省調査 平成27年度平均工賃は月額15,033円)。
今後は名古屋・大阪・福岡に順次施設を建設していく予定です。
知的障害者の自立に向けた所得向上のための仕組み・取り組み
オーナーの苗を栽培・販売し、購入者が増えれば、障がい者の所得がアップします
胡蝶蘭のオーナーを募集! あなたのご支援で障がい者の所得が増やせます!
今回のプロジェクトでは、皆様にご支援をいただいて千葉県富津市に新たに完成する温室で育てる胡蝶蘭の苗を購入します。温室は平成29年8月末に完成し、9月稼働予定です。
1万円のご支援で、10本の苗を購入し、1本は栽培後に支援者様へお届けいたします。そして残りの9本は企業に販売し、栽培した知的障がい者のメンバーの収入となります。
募集の詳細については、こちらのページをご覧ください。
また、施設の様子をブログで公開中です。
http://ameblo.jp/alonalon-orchid/
我々が目指しているのは単なる売上ではなく「共感」です。
胡蝶蘭の苗の仕入れ価格は約1,000円、3万円で30株の苗が購入できます。そして胡蝶蘭は約半年で開花して出荷することができます。
例えば、3万円のオーナーが購入した30株の苗はAlonAlonオーキッドガーデンで働く障がい者の皆さんが半年間丹精込めて開花させ、3株分(3本立て胡蝶蘭:販売価格30,000円)をオーナーの指定日・指定場所にお届けし、残りの27株分を通常通り企業に販売し、障がい者の収入にするというものです。
「なんだ3万円の胡蝶蘭を買うことと変わりないじゃない」と思われるかもしれませんが、そうではないと思います。「購入した苗が障がい者の手により、花芽をつけて成長し開花して、自身の大切な人の記念日に届けられる」そして同時に「残りの27株の花は企業に販売され働いている障がい者の収入になって生活を支える」このようなストーリーに共感して頂ける方を増やしていきたいと考えております。我々が目指しているのは単なる売上ではなく「共感」なのです。
世界的に見て知的障がい者が産まれてくる確率は2~3%と言われております、誰でも我が子に知的障がい者が産まれてくる可能性があります。逆に言えば、いま健常の我が子を授かった方の対岸には必ず障がいのある子がいるということを理解して欲しい。他人事としてではなく自分事として配慮のある社会ができると素敵だなと思っております。
施設概要
- 施設名
- :AlontAlonオーキッドガーデン
- 所在地
- :千葉県富津市
- 事業形態
- :就労継続支援B型事業所
- 主な事業内容
- :胡蝶蘭栽培
- 定員
- :20名
- 年間売上予想額
- :4千3百万円
- ブログ
- :ameblo.jp/alonalon-orchid/