どんなサイズ・品種・価格帯なの？ミニ胡蝶蘭の魅力と育て方を解説
カテゴリー：ミニ、胡蝶蘭
胡蝶蘭には、一般的に事業所などへのお祝い用として使われることの多い大輪の他に、ミディサイズやミニサイズなど、さまざまな大きさのものがあります。
今回は贈答用胡蝶蘭の通信販売を行う「アロンアロン」が、ミニ胡蝶蘭の魅力や具体的なサイズ、色別の品種や価格の目安などをまとめてご紹介。
あわせて、ミニ胡蝶蘭を育てるうえで知っておきたい注意点や、他のサイズの胡蝶蘭との違いについても解説していきます。
プレゼントとしてミニ胡蝶蘭を購入・手配することを検討しているなら、ぜひ最後まで読んで、参考にしてくださいね。
目次
ミニ胡蝶蘭って、どんなサイズの胡蝶蘭のこと？
ミニ胡蝶蘭は、その名の通り「通常の胡蝶蘭より小さいサイズの胡蝶蘭」のことですが、具体的にはどのくらいの大きさの花・鉢のサイズなのでしょうか？
大きくても花は4㎝、鉢の高さは30㎝くらいまで
品種や、1つの鉢に何本の胡蝶蘭が寄せ植えられているかによっても変わってきますが、ミニ胡蝶蘭の花は一輪2～4㎝、鉢は幅10～20㎝×高さ20～30㎝の大きさです。
お祝いのシーンで一般的に使われる大輪胡蝶蘭の花のサイズが一輪10～15㎝、鉢が幅60～70㎝×高さ90～100㎝であるのと比べると、とても小さいことがわかりますね。
小さなミニ胡蝶蘭の魅力は、大輪にはない「贈りやすさ」
大きく華やかな印象を与える大輪の胡蝶蘭は、事業所や店舗へのビジネス上のお祝いシーンにおいては見栄えが良く、非常に喜ばれる贈り物です。
ただ誕生日や結婚記念日、母の日などのプライベートなお祝いの品として使用するには、「場所を取るため贈り先を困らせてしまうかも」という懸念が付きものでした。
しかしミニ胡蝶蘭なら、鉢全体が小さいため、卓上に設置することも可能なサイズです。
これなら、一般家庭やスペース状況のわからない小規模な事業所など、どのような贈り先へも困らせる心配なく、贈ることができますよね。
「幸福が飛んでくる」という縁起の良い花言葉はそのままに、相手の設置スペースにも配慮できる贈りやすい贈答品として、ミニ胡蝶蘭は重宝されているのです。
知っておきたい！ミニ胡蝶蘭の価格や色を解説
ミニ胡蝶蘭が具体的にどのくらいのサイズの胡蝶蘭なのかがわかったところで、次は、ミニ胡蝶蘭の品種や価格の目安について、ご紹介していきます。
贈答用ミニ胡蝶蘭の価格は、高くても10,000円台まで
品種や本数にもよりますが、贈答用として販売されているミニ胡蝶蘭の鉢植えの価格は、だいたい数千円～10,000円程度です。
本数ごとの価格帯としては、2～3本立のもので3,500～6,000くらいが目安でしょう。
希少な品種の胡蝶蘭や高級な鉢植えを使用しているもの、また5本立など多くの胡蝶蘭が1鉢に寄せ植えられているものほど、高額になります。
5つの色別！ミニ胡蝶蘭の品種名をご紹介
ここでは白系、赤・紫系、ピンク系、黄・オレンジ系、ブルー系の5つの色に分けて、ミニ胡蝶蘭の品種をいくつかご紹介します。
価格の目安とあわせて確認して、贈答用ミニ胡蝶蘭を選ぶときの参考にしてくださいね。
| 白系 | ホワイトアンナ、ホワイトラグーン、クールミント、アミューズホワイト、ドリームスワン など |
| 赤・紫系 | ハニービー、ピカソ、ラズベリープント、チャーミングバタフライ、ジャモカコーヒー など |
| ピンク系 | プリマドンナ、ハーマイオニー、シャイニーフルート、ピンクオーシャン、シュガー、ティファニー など |
| 黄・オレンジ系 | ロイヤルオレンジ、ゴールデンドリーム、ゴールデンサプライ、レモネード、ゴールドリリス など |
| ブルー系 | ブルーエンジェル、ブルーコメット |
贈答用ミニ胡蝶蘭は、自分や贈り先の好み、予算で選べばOK！
贈り物としてミニ胡蝶蘭を選び、プレゼントとして贈る時のマナーは、基本的には大輪の胡蝶蘭を贈る時と変わりません。設定した予算と、あなたや贈り先の好み・イメージに合った色のミニ胡蝶蘭を選んで贈りましょう。
ただし渡すときは、贈り先が遠方でない限りは、持ち運びやすいミニ胡蝶蘭の特性を活かして手渡しで贈りましょう。
お祝いの言葉と一緒に手渡せば、より印象に残る贈り物になりますよ。
ミニ胡蝶蘭の育て方には、他の胡蝶蘭との違いはあるの？
最後に、ミニ胡蝶蘭をいただいた場合の育て方について確認していきましょう。
ミニ胡蝶蘭の育て方は、基本的には大きな胡蝶蘭と同じです。
以下の条件を守った環境をめざして、水のやり過ぎに注意して管理してあげてくださいね。
| 設置環境 | ・15～25度前後の暖かい気温で、60～80％程度の湿度 ・通気性が良く柔らかい日光の当たる場所 ・直射日光は病気の原因となるためNG ⇒上記条件を満たす、風通しの良い窓際に設置するのが理想的 |
| 水やりと肥料 | ・水やりの頻度は7～10に1回、200mlくらいを根元へ与える ・ただし冬季は4週間に1回、200mlを根元へ与えるだけで十分 ・エアコンで乾燥するようなら、加湿のため葉の周りに霧吹きする ・少ない水と栄養で生きていけるので、肥料は基本的には必要ない |
また葉に変色・変質が出てくるなど、病気の兆候が見られた場合の対処法も他の胡蝶蘭と同じです。
小さな変化を見逃さず、早めに対処するようにしましょう。
いかがでしたか？
ミニ胡蝶蘭には、設置スペースを気にしなくて済む贈りやすさと愛らしさという、大輪の胡蝶蘭にはない魅力があります。
用途によって大きさをうまく使い分けて、胡蝶蘭をより喜ばれる贈り物にしてくださいね。
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