カンタン華やか!胡蝶蘭でクリスマス・お正月用飾りを手作りしよう
カテゴリー:お正月、クリスマス、手作り、胡蝶蘭、飾りクリスマスとお正月のある12月から1月にかけては、大切な家族・友人・知人同士で集まる機会が多くなりますよね。
気心の知れた人たちで集まり、感謝と今後の幸福を願う空間には、「幸福を呼ぶ」という花言葉を持つ胡蝶蘭を使った飾りがピッタリです。
今回は、贈答用胡蝶蘭の通販サイトを営む私たち「アロンアロン」が、胡蝶蘭を使ったクリスマス・お正月用飾りの作り方や、おすすめアイテムを解説していきます。
ぜひ最後まで読み、冬の楽しい時間をより一層華やかにするアイテムづくりに、お役立てくださいね。
目次
手作りできるクリスマス・お正月の飾りは、どんなもの?
12月から1月、クリスマスから年末年始にかけて使える代表的なアイテムとしては、クリスマスリースやクリスマスツリー、しめ縄や門松が挙げられます。このなかで、胡蝶蘭を使ってハンドメイドするのに向いているアイテムは、クリスマスリースとしめ縄の2つでしょう。
クリスマスに飾る「リース」とは
キリスト教文化圏のお祝いであるクリスマスの時期に、主に家の玄関先に、以下の意味合いを込めて飾られる輪っか型の飾りです。
《クリスマスリースに込められている意味》
・魔除け
・豊作祈願
・新年の幸福祈願
・神から賜る永遠の愛への敬愛
・材料の植物による、アロマテラピー効果
生命力を感じられる緑色のモミの木・ヒイラギをベースに、赤いリボン・ヒイラギの実をあしらって作られていることが多いとされます。
お正月に飾る「しめ縄」とは
日本でお正月、新年を迎えるにあたり、主に家の玄関先に飾られるものです。
基本的には新年の神様である「歳神様」をお迎えするためのものとされますが、地域や家庭によっては火の神様・水の神様に向け、用意することもあります。
対象とする神様、また地域にかかわらず、しめ縄を飾ることに共通して込められている意味合いとしては、以下が挙げられるでしょう。
《しめ縄に込められている意味》
・結界のような意味合い
・神様の入る家の中の空間を、清らかにする
しめ縄は従来、乾燥させた藁や稲・麻などを編んだものに、縁起が良いとされる橙や南天の実、扇、水引、紙垂(しで)と呼ばれる紙を取り付け作られてきました。
しかし近年では、ビニール製の繊維を編んだものも一般的になってきています。
胡蝶蘭でクリスマス・お正月飾りを作るときの注意点
現代、日本でインテリアとしてのクリスマスリースは12月頭から25日くらいまで、お正月飾りのしめ縄は12月26日以降1月7日くらいまで飾るのが一般的です。
ということは、どちらの飾りもだいたい2週間前後、玄関周辺に飾っておくことになります。
このため、飾っている間に変色を起こして枯れるリスクがあり、きれいな状態を長期間維持できない生花は、リースやしめ縄の材料としては不向きだと言えます。
胡蝶蘭を使い、クリスマスリースやお正月用のしめ縄を作る場合は、生花ではなく以下のような胡蝶蘭を材料として選んでくださいね。
アーティシャルフラワーの胡蝶蘭 | いわゆる造花のこと。クオリティにより価格が異なるが、安いものでは100円で購入が可能。技術の進歩により、生花と遜色ないほど美しい。 |
ドライフラワーの胡蝶蘭 | 生花を乾燥させたもの。ハンドメイド用品を売るショップや、100円均一で購入可能。ただ、ホームセンター等で売っている乾燥材を使えば、生花から手作りもできる。 |
プリザーブドフラワーの胡蝶蘭 | 生花を特殊な薬液に漬け込み、生花に近い状態で保てるよう加工したもの。数年単位で、みずみずしい美しさのまま保管できる。専用の薬液を使えば、生花から手作りできる。 |
毎年しめ縄を処分するなら、生花でもOK
本来、外したしめ縄は1月15日以降に神社に収めるか、地域の左義長(さぎちょう)と呼ばれる行事で焼いてもらい、毎年処分するものでした。しかし近年では、気に入ったものを買ったり作ったりして、毎年使いまわす家庭も多いです。
このように数年間使い続けることを前提にした場合、生花は不向きということになります。
ただ、毎年お正月が終わったらしかるべき方法でしめ縄を処分するのであれば、しめ縄の材料に生花の胡蝶蘭を使うのも良いでしょう。
生花を使いたいなら、アレンジメントがおすすめ!
鉢植えや花束の胡蝶蘭が手元にあり、どうしても生花の胡蝶蘭をクリスマスやお正月の飾りに利用したいときは、アレンジメントがおすすめです。
クリスマスならヒイラギの実やモミの枝、お正月なら南天の実や松の枝と一緒に花瓶に活けるだけでも、季節感のあるアレンジメントを簡単に作れます。
貼るだけ簡単!クリスマス・お正月用胡蝶蘭飾りの作り方
クリスマスリース・しめ縄の作り方は、どの段階から手作りするかにより、かかる手間も時間も大きく変わってきます。
今回は、最も簡単な「材料をそろえて貼る」という方法に絞り、紹介していきますね。
胡蝶蘭を使った、クリスマスリースの作り方
まずはお好みに合わせ、以下の材料を手元に用意します。
・リースのベース
・好みの色、大きさの胡蝶蘭の花
・工作用接着剤、またはグルーガン
・その他、リボンやヒイラギの実、松ぼっくり、丸型のオーナメント、コットン飾りなど
リースのベースは、ハンドメイド用品を扱うお店やホームセンターで購入できます。好みの色・大きさ・素材感のものを選んでください。
あとは、全体のバランスを見ながら材料をベースに貼り付けていくだけ。
胡蝶蘭の花を主役に使う場合は、小ぶりな実・花・苔のような飾りを周囲にあしらっていくと、バランスが良くなりますよ。
胡蝶蘭を使った、お正月用しめ縄飾りの作り方
まずはお好みに合わせ、以下の材料を手元に用意します。
・リースのベース
・しめ縄のベース
・好みの色、大きさの胡蝶蘭の花
・工作用接着剤、またはグルーガン
・その他、扇や水引、橙、松、南天の実、タッセル、紙垂など
クリスマスリースと同じく、お正月用しめ縄のベースも販売されています。「ごぼう注連」「玉飾り」「輪飾り」などいろいろなかたちがあるので、好みのものを選んでください。
あとはしめ縄の結び目部分に、胡蝶蘭などのパーツを貼り合わせていけば完成です。
モダンなしめ縄飾りにしたいときは、輪飾りベースの結び目に大きめの胡蝶蘭・植物系のパーツを貼り、その下に水引やタッセルが垂らすのがおすすめですよ。
いかがでしたか?
胡蝶蘭を使ったクリスマスやお正月用の飾りは、誰でも簡単に手作りできます。
親子で、あるいは親しい友人同士で。
冬のイベントがより楽しく華やかな時間になるよう、胡蝶蘭を使いお気に入りのクリスマスリース・しめ縄飾りを手作りしてくださいね。
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