梅雨は胡蝶蘭をどう育てるべき?元気に夏を迎えるための管理のコツ
カテゴリー:梅雨、育て方、胡蝶蘭胡蝶蘭を長く育てて楽しみたいけど、雨が多くてじめじめした梅雨の時期に、どのように管理してあげればいいのかわからなくて悩んでいませんか?
今回は、贈答用の胡蝶蘭通販サイトを運営する私たち「アロンアロン」が、元気に夏を迎えさせるための梅雨の胡蝶蘭の育て方について、ご紹介していきます。
胡蝶蘭が本来持っている性質とあわせて、水やり・日当たり・置き場所の3つのポイントに分けてわかりやすく説明しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
胡蝶蘭は梅雨の高温多湿が好き!
もともと胡蝶蘭は、赤道付近の熱帯地域を原産とする着生植物です。
原産地が熱帯地方のジャングルで「高温多湿」であることから、基本的には気温15~25度、湿度60~80%程度の気候を最も好みます。
このため、1日の平均気温が22.1度、平均湿度が78にもなる日本の梅雨は、基本的には胡蝶蘭にとって心地よい気候ということになります。
(参考:気象庁|過去の気象データ検索)
以下からは、日本の梅雨の時期に胡蝶蘭を育てるうえで気を付けるべき「水やり」「日当たり」「置き場所」のことについて、夏に向けての注意事項とあわせて紹介していきます。
梅雨時期の胡蝶蘭「水やり」のポイント
基本的には、コップ1杯(200ml)ほどの水を7~10日1度与えればOKです。
ただし、梅雨に振る自然の雨はミネラルを豊富に含んでいるため、胡蝶蘭にとって良い栄養となります。ときどきは外に出して、雨を積極的に当ててあげましょう。
根腐れ防止のため、水のあげすぎには要注意!
多湿な環境を好む胡蝶蘭ですが、水の与えすぎによって表面の苔やバーク、鉢の中が蒸れてしまうと根腐れや病気などの原因となってしまいます。
水は控えめを心がけて、苔やバークが乾いているときのみ与えましょう。
なお、株の成長を促進させたい、または次の花付きを良くしたいという場合は、2週間に1度のペースで3,000~5,000倍に薄めた液肥を与えても良いでしょう。
《気温が上がる夏にかけて、胡蝶蘭の水やりの注意点は?》
7月以降になると本格的な夏に近づき、表面の苔やバークが乾く頻度も早くなってきます。あまりに乾くようなら水やりのペースを2~3日に1度に増やす、または1度に与える水の量を500mlまでを目安に増やしてあげると良いでしょう。
梅雨時期の胡蝶蘭「日当たり」のポイント
直射日光に弱く、原産地では他の植物が作る木陰で自生していることの多い胡蝶蘭ですが、適量の日光は必要です。
梅雨の時期にも、晴れたときには日当たりの良い窓際に置いて、レースのカーテン越しの柔らかい日光に当ててやりましょう。
《日光が強くなる夏にかけて、胡蝶蘭の日当たりの注意点は?》
屋内に置いている場合は、梅雨の時期と同様、定期的に窓越しの日光を当てればOKです。屋外に設置している場合は、強い直射日光で胡蝶蘭の花や葉が焼けて病気にならないよう「遮光ネット」を張り、その下に設置するようにしてください。
梅雨時期の胡蝶蘭「置き場所」のポイント
湿度の高い梅雨の時期は、他の季節に比べてどうしても根腐れを起こしやすくなります。
胡蝶蘭の鉢植えは、湿気と水やりによる根腐れ防止のため必ず風邪通しの良い場所に置くよう徹底してくださいね。
《高温になる夏にかけて、胡蝶蘭の置き場所の注意点は?》
7月以降になると気温が高い日も増えてくるので、締め切った室内に置いていると極端に高温になり、鉢の中が蒸れて根腐れを起こしやすくなります。室内に置いているなら、暑くなってきたらこまめに部屋を換気して、鉢の通気性を確保するよう努めてください。
いかがでしたか?梅雨は、胡蝶蘭が成長を開始する大切な時期です。
夏にしっかりと成長できるよう、梅雨の間にきちんと管理してあげてくださいね。
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