もらった胡蝶蘭はいつまで、どこに飾る?適切な飾り方&楽しみ方
カテゴリー:胡蝶蘭、飾り方お祝いの胡蝶蘭は贈り主からの気持ちを伝えるツールであるとともに、贈り先の慶事のお披露目やPRの役目も担っています。
せっかくいただいたからには適切に飾り、効果的に贈り主へのお礼の気持ちを伝えたり、PRに活用したいですよね。
今回は、贈答用の胡蝶蘭を通販サイトで販売する「アロンアロン」が、いただいた胡蝶蘭の適切な飾り方・楽しみ方について解説!
あわせて胡蝶蘭の鉢植えの処分方法にも言及しているので、参考にしてくださいね。
目次
まずは基本!胡蝶蘭の鉢植えの適切な飾り方
お祝いの贈答品としていただく胡蝶蘭は、贈り主からのお祝いの気持ちであり、その慶事を華やかに彩ってくれるものです。
まずは、お祝いの胡蝶蘭の鉢植えの適切な飾り方について、理解していきましょう。
いただいてから1週間は、目立つところに飾ろう!
贈答品としての胡蝶蘭には、以下のような意味合いがあります。
《1》見た目の華やかさで、慶事のあった場所を彩る
《2》周囲に対し慶事があったこと、イベントがあったことを知らせる
《3》並べられた花の数がそのまま贈り主の人脈の広さを物語る
胡蝶蘭を受け取ったら、まず花の保護のために取り付けられた紙を取り外し、訪問した贈り主や来客者から見える位置に飾ってください。
このとき、贈り主との関係や人脈をアピールするための立て札と、華やかさを増すための鉢のラッピングはつけたままでOKです。
置き場所は、胡蝶蘭が好む環境に近い屋内が無難
胡蝶蘭は極端な暑さと寒さ、そして乾燥と直射日光に弱い植物です。季節によっては、周囲へのアピールや客寄せのために屋外に設置すると、気温・湿度の関係で一気に傷んでしまう可能性があります。
以下のような場所は避けるとともに、人目につきやすい場所を選び、飾ってくださいね。
《胡蝶蘭の設置に適さない環境条件》
・極端に気温が高く、または低くなってしまう屋外
・直射日光のあたる屋外、または扉や窓の近く
・乾燥したエアコンの風が直撃する場所
1週間以上経ったら、環境重視の場所へ移動を!
胡蝶蘭を受け取ってから1週間ほど経過したら、いただいた方へのお礼やお披露目の意味での設置はもう十分でしょう。
この後は、ラッピングと立て札を取り外して処分し、できるだけ胡蝶蘭が過ごしやすい場所を探して移動させてあげてください。
胡蝶蘭が快適に過ごせる場所の条件は、以下の通りです。
・年間を通して18~25度程度の気温で、暖かい場所
・直射日光が届かず、レースやブラインド越しの日光のあたる窓際
・エアコンの風は当たらないが、自然風の吹き抜ける風通しの良いところ
このとき鉢表面の植え込み材を触り、カサカサと乾燥しているようであれば、コップ1杯分の水をゆっくりと根元に与え、最初の水やりをしてください。
水やりはその後、だいたい7~10日に1回のペースで行えばOKです。
胡蝶蘭を飾るのにおすすめの場所は?
胡蝶蘭を飾るのにおすすめの場所は「玄関」「窓際」「リビング・廊下」「テーブル・棚の上」です。
それぞれの場所ごとに、胡蝶蘭を飾る際の注意点と併せておすすめの理由をみていきましょう。
玄関
大きな鉢植えの胡蝶蘭を頂いた場合、玄関に飾るのがおすすめです。玄関なら多少大きな鉢植えでも置きやすく、玄関を華やかに彩ってくれるでしょう。
玄関に植物を飾るのは、風水でも「生気のあるものに良い運気は向かってくるため、家の入り口である玄関に花を飾ると良い運気が入ってくる」とされています。
店舗や事務所などビジネススペースなら、目立つ玄関に飾ることで送り主の存在もアピールできる点もメリットです。
窓際
窓際に置く場合には、レースカーテン越しに日光があたる、適度な明るさの場所に置くのがおすすめです。直射日光が当たる場所に胡蝶蘭を飾ると胡蝶蘭が葉焼けを起こし、葉焼けした箇所から病気を発症する可能性があるため、レースカーテン越しに日光が当たるように調整する必要があります。
物が当たると花や葉を傷つけてしまうことから、窓際に置く際はカーテンが胡蝶蘭に当たらないように注意しましょう。
リビング・廊下
大きな鉢に植わっている胡蝶蘭なら空間に華やかさを与えてくれるため、人がよく通るリビングや明るく風通しの良い廊下やに置くのもおすすめです。胡蝶蘭を育てるのに適した温度は、夜間は18℃位で日中は25℃位がベストだといわれており、温度が下がり過ぎても胡蝶蘭が枯れる原因となるため、空調の温度管理は重要なポイントとなります。
そのため廊下に飾る場合は、夜に気温が下がるようなら室内に入れるか、防寒対策を行いましょう。
テーブル・棚の上
小さい鉢植えの胡蝶蘭なら床置きではなく、棚やテーブルの上など身近で目立つ場所へ飾るのがおすすめです。小さな鉢の胡蝶蘭は大きなものに比べると水やりの頻度が多いため、いつでも目に入る場所に置いておくと胡蝶蘭の様子を確認しやすく、水やりのタイミングもわかりやすいでしょう。
鉢以外で楽しむ!いただいた胡蝶蘭の飾り方
胡蝶蘭の花は長ければ1か月以上、きれいな状態のままで咲き続けます。
この間に胡蝶蘭の茎を切って切り花にすれば、鉢植えを設置するよりも少ないスペースで、アレンジメントとしても胡蝶蘭を楽しめるようになるのです。
ここからは、いただいた胡蝶蘭を鉢植えではなく切り花として楽しむ方法についてみていきましょう。
まずは根元から、花のついている茎をカット!
ホームセンターなどで売っている花切りバサミを用意し、刃先をライターなどであぶって消毒してから、花のついている長い茎を根元から切り落としてください。
花のついている茎をすべて切り落とすと、胡蝶蘭の心臓部である「株」に栄養を蓄えられるようになり、胡蝶蘭自体の持ちがよくなります。
翌年以降に二度咲きをさせたい場合は、このまま鉢を管理して株を育てるとよいでしょう。
次に「水切り」をして、水の吸い上げ口を広げてあげる!
鉢から切り取った胡蝶蘭の茎の根元を水につけ、斜めにハサミを入れて水中で茎をカットしてください。
この「水切り」という行為により、活けたときに水を吸い上げる断面の面積が増えて、花の持ちがよくなります。
あとは好みの花瓶に生けたり、花器やバスケットにオアシスを設置し挿すなどして、胡蝶蘭の花を楽しみましょう。
飾った後の胡蝶蘭、処分するには?
お祝いでいただいた胡蝶蘭も、長く飾り傷んでくると処分するときがやってきますよね。
胡蝶蘭の鉢植えを処分する方法としては以下の3つがあります。
《1》販売した業者、または回収業者を呼び費用を払って回収してもらう
《2》専門の買い取り業者を呼び、出張費用を支払って買い取ってもらう
《3》自分達の手で解体し、自治体の分別基準に沿ってごみとして処分する
胡蝶蘭の処分・また解体の手順については以下の記事で詳しく解説していますので、解体方法について知りたい方はあわせてチェックしてください。
いかがでしたか?
お祝いでいただく胡蝶蘭は、贈り主の心がこもった華やかな贈り物です。
お披露目のために飾るとともに、オフィスや部屋を彩るインテリアや家族の一員としても、できるだけ長く飾って楽しんであげてくださいね。
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