ホテルなど式典会場への適切な胡蝶蘭の贈り方は?マナーと注意点
カテゴリー:マナー、式典会場、注意点、胡蝶蘭、贈り方お付き合いのある会社へのお祝いやご挨拶のため、お世話になった方の人生の慶事のためなど、法人・個人を問わず胡蝶蘭を贈答する機会は少なく在りません。
贈答用胡蝶蘭を手配する場合は相手の会社所在地や勤務先、自宅に贈るのが一般的と考えられますが、ホテルなどの式典会場に贈るべきケースもあります。
今回は、贈答用胡蝶蘭の通販サイトを営む私たち「アロンアロン」が、式典会場へ胡蝶蘭を贈る場合に守るべき基本マナーと、失礼のないようにするための注意点をご紹介。
贈る前に確認しておくべき事項から、用途別の予算目安、添えるべき立て札・メッセージ例文まで、まとめて解説していきます。
本記事をしっかり最後まで確認して、心を込めて贈った胡蝶蘭を気持ちよく式典会場に飾っていただけるよう、手配してくださいね。
胡蝶蘭を式典会場に贈るのは、どんなケース?
胡蝶蘭を相手の会社所在地や勤務先、自宅ではなく、式典会場に贈るべきケースとしては、以下のようなパターンが考えられます。
《贈り先が法人の場合…》
設立・周年祝い、就任披露パーティー、株主総会、開店・開業祝い、上場祝い など
法人の場合、法人としての規模が大きければ大きいほど、経営期間が長ければ長いほど、祝い事やイベントを式典会場で行う可能性が高くなります。
《贈り先が個人の場合…》
受賞・殊勲記念祝賀パーティー、著名な方のお誕生日祝い、社葬など大規模な葬儀やお別れ会 など
ホテルなどの式典会場を借りるには、数十万円単位のお金がかかります。
このためよほど著名な方、またはその方の人生を象徴するような出来事でない限り、個人が式典会場を利用することは滅多にありません。
胡蝶蘭の式典会場への贈り方!マナー&注意点
ここからは胡蝶蘭の手配段階から順を追って、式典会場に胡蝶蘭を贈る場合の基本マナー、注意点をご紹介していきます。
【胡蝶蘭を式典会場へ】事前準備での注意点
まずは、いただいた招待状や案内状をもとに式典会場であるホテルなどへ連絡し、以下の項目を確認してください。
事前に式典会場へ確認すべき事項
《1》招待状、案内状を受け取った法人・個人の式典が行われる会場に間違いないか《2》贈り先施設では花の受け入れ、式典会場への設置に対応しているか
《3》贈り先会場で、式典会場に設置する花の受け入れを開始する時刻はいつ頃か
《4》式典会場へ花を贈るにあたり、守るべき規定や使うべき指定業者はあるか
以下には、これら4つの確認事項への一般的な回答を記載します。式典会場へ問い合わせるための参考として、活用してくださいね。
一般的な式典会場の規定
・ほとんどの施設が、ルールを守って贈られた花の式典会場への設置に対応している・花の受け入れ開始時刻は、式典が午後からなら当日の午前中、午前からなら前日
・施設によっては提携する特定業者を通した花のみ受け入れ・設置可とする場合も
式典会場が定めるルールを守らず胡蝶蘭を贈っても、受け入れや設置を拒否されたり、せっかくのイベント時にトラブルを起こす原因となります。
必ず贈り先のルールを確認したうえで、胡蝶蘭の手配を始めましょう。
《葬儀会場に胡蝶蘭を贈りたい場合は?》
お悔みの花として、葬儀やお別れ会の式典会場に胡蝶蘭を贈りたい場合も、あらかじめ式典会場へ受け入れ可否を問い合わせておく必要があります。
地域にもよりますが、特定事業者を通した花しか受け入れないと規定している葬儀会社も多いです。注意してくださいね。
【胡蝶蘭を式典会場へ】手配時の注意点
続いて、確認した事項に従い胡蝶蘭を手配するときの基本マナーと注意点を解説していきます。
用途に合わせ、予算に応じた胡蝶蘭を選ぶ
以下に、贈答用胡蝶蘭にかけるべき適切な予算目安を用途別にまとめています。胡蝶蘭を購入手配するうえでの参考にしてください。贈り先が法人の場合 | 【開店・開業のお祝い】10,000~50,000円前後 【設立・周年のお祝い】10,000~50,000円前後 【就任・上場のお祝い】30,000~50,000円以上 |
贈り先が個人の場合 | 【一般的なお付き合いの場合】10,000~15,000円前後 【特に深いお付き合いの場合】15,000~30,000円前後 |
ただし適切な予算は、相手方との関係性やお付き合いの深さ、地域の慣習などにより変わることもあります。社内または地域の年長者・有力者にも確認のうえ、購入しましょう。
立て札には贈り先名・表書き・贈り主名の3つを必ず記載
胡蝶蘭を贈るときは、上の画像のような立て札を添えて送るのがマナーです。
木札には向かって右側に「贈り先の社名または氏名」、真ん中に赤字で「お祝いの名目(表書き)」、左側に「贈り主の氏名・所属など」を記入し、添えてくださいね。
届日&時間は、式典会場の決まりに従って指定
式典会場へのルール確認、贈る胡蝶蘭の選定が終わったら、次は配送の手配をします。式典会場が祝い花の受け入れを開始する時間ぴったり、またはその少し前に胡蝶蘭が届くよう、配送の日時を指定してください。
あまり早く届けても、式典会場での保管場所に困らせてしまうばかりか、適切に管理されず花の鮮度が落ちてしまうリスクがあります。
《配送伝票には、住所だけでなく会場名や贈り先も記載して!》
ホテルなどの大きな施設では、1日に複数の式典が行われることも多いです。
胡蝶蘭が誤って別の式典会場に送られてしまわないように、配送の伝票には贈り先施設の住所・式典会場の名前(○○の間など)・贈り先の社名または個人名を記載しましょう。
贈り先は、あらかじめ式典会場+αの2か所に指定
式典会場に並べられた胡蝶蘭は、式典の終了後、会場の外へ移動させなければなりません。移動先は式典の内容・目的などによっても変わってきますが、式典の主催者または主役の会社、勤務先、自宅に送られるのが一般的です。
このため、式典会場に胡蝶蘭を贈るときは、式典終了後に胡蝶蘭を主催者または主役の会社、勤務先、自宅へ転送する手配まで済ませておく必要があります。
あらかじめ、式典の主催者に胡蝶蘭の転送先について相談・確認したうえで、胡蝶蘭を配送手配する事業者に転送先の住所まで伝えておきましょう。
式典会場に贈る胡蝶蘭に添えたい!メッセージ例文7選
最後に、立て札と一緒に式典会場に贈る胡蝶蘭に添えてほしいメッセージ例文を計7つ、用途別にご紹介していきます。
メッセージを添えるだけで、胡蝶蘭がより気持ちの込もった贈り物になります。ぜひ以下を参考にして、メッセージを作成してみてくださいね。
贈り先が法人の場合
【開店・開業祝い】この度のご開店(ご開業)、誠におめでとうございます。今後の皆さま方のご健勝、ならびに末永いご発展をお祈り申し上げます。
開店(開業)おめでとう。長年の夢が叶って、本当によかったね。この胡蝶蘭のようにしっかりと地域に根差し、愛されるお店(会社)になりますように。
【設立・周年祝い】
この度の新事業所設立、誠におめでとうございます。貴社の今後ますますのご発展を、心よりお祈り申し上げます。
□□さんが夢を叶えられご自分のお店(会社)をもたれてから今日まで、早かったですね。創業〇周年、本当におめでとう。今後も頑張ってくださいね。応援しています。
【就任祝い】
○○(役職名など)ご就任おめでとうございます。今後ともご自愛のうえ、ますますのご活躍されますことをお祈りいたしております。
【上場祝い】
御上場、お慶び申し上げます。貴社皆様のご努力・ご精進の賜物と敬意を表しますとともに、貴社のより一層のご飛躍をお祈りいたします。
贈り先が個人の場合
【受賞・殊勲祝い】この度の栄えあるご受賞、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げるとともに、今後のさらなるご活躍を祈念いたします。
相手の会社や勤務先、自宅ではなく、式典会場に胡蝶蘭を贈る場合、贈り先施設の規定に注意して手配する必要が出てきます。
本記事を参考にしながら、式典会場への胡蝶蘭の手配は早めに済ませてくださいね。
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