《準備編》誰でもできる!プロが教える胡蝶蘭の植え替えのコツ
カテゴリー:植え替え、胡蝶蘭胡蝶蘭に元気がなくなったら、「植え替え」が必要かもしれません。
「植え替え」とは、文字通り胡蝶蘭を「新しい鉢に植え替えること」で、植え込み材が傷んだり株が弱った場合に有効な対処法です。
そこで、胡蝶蘭の栽培と販売をしている私たち「アロンアロン」が、胡蝶蘭の植え替えについて【準備編】と【実践編】の2回に分けて詳しくご紹介します!
今回は【準備編】として、植え替えをする理由と、植え替えの作業に必要なものについて詳しく説明していきます。
しっかり読めば、初心者でも簡単に胡蝶蘭の植え替えに挑戦することができますよ!
目次
何のために「植え替え」をするの?
胡蝶蘭の植え替えは、基本的には何らかの理由で株が弱ったときに、鉢の環境を変えるために行います。
今の環境が合っていて、胡蝶蘭が元気な場合には、必要ありません。
具体的には、以下のような場合に植え替えをする必要があります。
《胡蝶蘭の植え替えが必要なシーン》
●葉や根が枯れたり、変色していて元気がない
●植え込み材が傷み、根元のにおいがカビ臭い
●胡蝶蘭を2本立ちや3本立ちにしたい
植え替えのための準備をしよう!
植え替えが必要な条件に、あなたの胡蝶蘭は当てはまりましたか?胡蝶蘭の植え替えに挑戦しようと決めたら、植え替えのための準備を始めましょう。
植え替えを行うには、以下の3つの道具が必要です。
◆はさみ
◆植え込み材
◆新しい鉢
ここからは、これら3つの道具について、最適なものを選ぶためのポイントを説明していきます。
それぞれしっかり読んで、植え替えの準備に役立ててくださいね。
「はさみ」は園芸用のものがオススメ
はさみは園芸用のものが便利です。
お店の人に用途を伝えて、適したものを一緒に選んでもらうといいでしょう。
「植え込み材」とは?
胡蝶蘭は、「土」では育ちません。
胡蝶蘭を育てる場合は、土の変わりに写真左の「水苔」や、写真右の「バーク(樹の皮)」などの「植え込み材」を使います。
水苔とバークには、それぞれ以下のような特徴があります。
水苔の特徴 | ・バーク栽培に比べ、胡蝶蘭の成長度合いがゆっくりになる ・水分の含みが良く、多少水やりを怠っても花が持つ |
バークの特徴 | ・水苔栽培に比べ、胡蝶蘭の成長が早くなり、花の輪数もつきやすい ・水苔に比べ、水はけが良い |
水苔とバークはどちらがオススメ?
一般的にバークよりも花持ちが良いとされている「水苔」がオススメです。インターネットショップなどで手軽に購入できます。
《ひとことアドバイス》
水苔は、水の含みが良い分腐敗しやすく、バークに比べると傷みやすい植え込み材です。
カビや腐敗を見つけたら、早めに植え替えをするようにしましょう。
「鉢」はどれを選ぶのが正解?
植え替え用の鉢は、必ず画像左のような「素焼鉢」と呼ばれる鉢にします。
素焼鉢は通気性が良くて水分が蒸発しやすく、水苔を使った胡蝶蘭の栽培に適しています。
「駄温鉢」に注意!
よく似たものに、画像右のような駄温鉢(鉢の上部が濃い茶色)がありますが、こちらは通気性が悪く、水苔を使う胡蝶蘭の植え替えには向きません。間違えないように注意しましょう。
いかがでしたか?
胡蝶蘭の植え替えを行うのに、特別な道具や知識は必要ありません。
この記事を参考に、まずはインターネットショップで必要なものをそろえてくださいね!
次回は、いよいよ植え替えの実践編です!
◆胡蝶蘭の育て方についてもっと知りたい!
【植え替え②】《実践編》誰でもできる!プロが教える胡蝶蘭の植え替えのコツ
【育て方】季節によって変わる?プロが本気で教える胡蝶蘭の育て方講座!
【病気】【プロ直伝】8つの症状から探る!胡蝶蘭の病気の原因と対処法
【根腐れ】プロによる特別レッスン!根腐れ胡蝶蘭の治し方&見分け方
◆胡蝶蘭についてもっと知りたい!
【選び方】3分でわかる!お祝いに最適な胡蝶蘭の選び方
【化粧欄】センスのいい人は贈ってる!お祝いに大人気の化粧欄の魅力とは?
【立て札】お祝いにもお悔やみにも使える!胡蝶蘭の立て札の万能な書き方
【花言葉】選び方のヒントはコレ!知っておきたい胡蝶蘭の色別の花言葉
【プレゼントに】プレゼントに胡蝶蘭が選ばれる4つの理由と《シーン別》オススメ胡蝶蘭
【処分】お悩み解消!胡蝶蘭の鉢植えを処分するための【3つの方法】
アロンアロンで高品質な胡蝶蘭を!
胡蝶蘭の販売サイト「アロンアロン」は、知的ハンティキャップを持つ方が栽培している胡蝶蘭や観葉植物、アレンジメント等を販売しています。胡蝶蘭の購入をお考えなら、購入するだけで社会貢献のできるアロンアロンをぜひご検討ください。